1. Jaloslav Seifert.
Mesto v slzach. Prvni verse.
Praha, 1920. 18.5 x 14.0 cm. 64 pp.
cover design and two illustrations by Karel Teige.

チェコの近代詩を代表するJ. サイフェルトの第一詩集「涙の町」
友人のK.タイゲが表紙をデザイン。都市の要素をモチーフとし、キュビスムを参考に画面を構成しています。




2. Jaromir Krejcar (ed.)
Zivot II. Sbornik nove krasy.
Praha, 1922. 25.4 x 18.7 cm. 208 pp.
cover design by B. Feuerstein, J. Krejcar, J. Sima and K. Teige.
typography by Karel Teige.

「生活 II」
装丁はB. フォイアスタイン、J. クレイカー、J. シーマ、K. タイゲ。
タイポグラフィーはK. タイゲ。
 




 3. Fillipo Tomasso Marinetti.
Osvobozena Slova.
Praha, 1922. 20.5 x13.5 cm. 84 pp.
translated by J. Macak.
cover design by Josef Capek.

F.T. マリネッティ著「未来派の自由な状態の言葉」
イタリア未来派を代表するマリネッティの代表的な著書の翻訳。イタリア語以外の言語への翻訳は、このチェコ語版のみが存在します。翻訳はJ. マチャク。表紙デザインはJ. チャペック。本書は後のチェコのアヴァンギャルド・ブックデザインに大きな影響を与えました。




4. Jaroslav Seifert, Karel Teige (ed.)
Devetsil. Revolucni Sbornik
Praha, 1922. 24.3 x 16.1 cm. 202 (4) pp.
Edited by J. Seifert and K. Teige.
typography and cover design by K. Teige.

チェコのアヴァンギャルド芸術グループ「Devetsil」のマニュフェスト。
第一次世界大戦直後の1920 年10月5日に組織されたこの芸術グループは、その中心的な存在であったK. タイゲの積極的な指導のもとで、当時のヨーロッパ諸国の前衛的なグループ(特にフランスのエスプリ・ヌーボー)との交流を強め、次第に国際的な前衛芸術運動の色彩をもつようになりました。
K.タイゲがタイポグラフと表紙デザインを担当。表紙に使用されている黒い丸は、タイトルページと裏表紙にも反復されています。タイゲによる構成主義的なデザインの最も初期の一例です。
 




 5. Lev Blatny et al. (ed.)
Sbornik literarni skupiny.
Vyskov, 1923. 26.5 x 21.3 cm. 110 (6) pp.
First publication in the series "Obzinovy tisky".
1,050 numbered copies.
designed by Lev Blatny.


「文学グループ論文集」
雑誌「Host」の周辺に集まった文学者のアンソロジー。
装丁とタイポグラフィーはL. ブラトニーが担当。




6. Arnost Dvorak.
Nova Oresteia. Tragidie o trech dejstvich.
Praha, 1923. 19.6 x 14.6 cm. 113 (1) pp.
cover design and three drawings by Jiri Kroha.

ドボルザークの戯曲 「新しいオレステイア」
1923年の4月にプラハのExperimental Theater of the Industrial Palaceで上演されました。監督と舞台装置、衣装を担当したのは建築家のJ. クローハでしたが、その舞台装置のためのスケッチが本書の装丁に使用されています。
 




 7. Karel Schulz.
Sever-Jih-Zapad-Vychod.
Praha, 1923. 18.0 x 13.0 cm. 137 (2) pp.
typography and desigen by K.Teige and J. Krejcar.

K. シュルツの著作「東西南北」
タイゲは友人のクレイカーとともに、この書籍の表紙をデザインしました。この表紙デザインは、エル・リシツキーの油彩作品「プロウン R.V.N.2」の影響を受けたものであるという指摘がなされています。




8. Jaloslav Seifert.
Mesto v slzach. 2nd. edition.
Praha, 1923. 29.5 x13.8 cm. 77 pp.
cover design by K.Teige.

サイフェルトの第一詩集「涙の町」の第二版
初版同様K.タイゲが表紙をデザイン。建築的な要素と、"Disk" と"Devetsil" の文字を組み合わせています。
 




 9. Jaroslav Seifert.
Sama Laska.
Praha, 1923. 19.5 x 13.8 cm. 61 (1) pp.
cover design and 4 illustrations by O. Mrkvicka.

サイフェルトの第二詩集「恋は花盛り」
フォトモンタージュを使用したムルクヴィチカのデザインによるこの表紙では、アール・ヌーボーの花瓶と空、蒸気船と自動車のタイヤというふうに、過去と現在が併置され、新しい時代の美が強調されています。この表紙デザインは、イメージの組み合わせによる詩、ピクチャー・ポエムの最も初期の一例です。




10. Vitezslav Nezval.
Pantomima. Verse 1922-1924.
Praha, 1924. 25.4 x 16.4 cm. 140pp.
number 1 of the series "Prazske saturnalie".
afterward by Jindrich Honzl.
cover design and six drawings by Jindrich Styrsky.
typography by K.Teige. edition limited to 1,000 copies.

V. ネズヴァルの詩集『パントマイム』
彼の詩以外にもホンズルやタイゲらDevetsilのメンバー、アポリネール、コクトーやツァラなど、 当時の芸術家たちのテキストや図版を多く掲載したアンソロジーとなっており、チェコにおける前衛芸術の マニュフェスト的な書籍として位置づけられています。
タイポグラフはK. タイゲが担当。このデザインで彼は、詩の内容に応じて多種のタイプフェイスを効果的に使用し、それぞれの詩の雰囲気や構成を巧みに表現しています。
また表紙には、シュティルスキーによって、船や地図などの様々なモチーフを組み合わせたコラージュが 使用されており、ピクチャー・ポエムの好例のひとつとされています。
 






 
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